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2021(令和3)年の福護摩祭りは、新型コロナ感染症対策のため、住職僧侶のみで修行いたします。
一般のご参拝はお受けすることができません。何とぞ、深いご理解、ご協力をお願いいたします。
なお、祈祷札のお申込みは、例年通りのお受けいたします。
福護摩祭り(ふくごままつり)は、もう50年続く、帝釈寺の伝統行事。
当日は、厄除祈願、家内安全、無病息災などを願う参拝者で、境内がいっぱいになります。
この祭りの光景は、箕面市のカレンダー(2月)にも掲載され、また、大阪府から、大阪ミュージアム登録を受けています。
2021(令和3)年の厄除け祈願や、ご家族のご祈願を、お考えの方は、下記の「ご祈願について」をご覧ください。
ご祈願について(厄除け祈願等)
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●新年星祭り護摩祈祷 午前10時30分より 於本堂
●柴燈大護摩(福護摩) 正 午 頃 よ り 於境内
●火 渡 り 修 行 柴燈大護摩終了後
節分は、年に四度あります。春から夏、夏から秋、秋から冬、そして冬から春への季節の変わり目。
なかでも、冬から春へかわる立春の前の節分は、新しい春、新しい年をつれてやって来ます。
福護摩祭りは、この節分の頃、新しい年のご多幸と安全を祈念する帝釈寺の伝統行事です。
また、心願成就や、厄年にあたる方の厄難を除き、不祥を消除する力を授けてくださいます。
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今年も 記事が掲載されました ( 翌2月3日 産経新聞 )
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この行事の素晴らしい所は、地元の檀家、山伏を始め、大勢のみなさまのお力添えをいただいて、成し遂げられている所です。
以下に、深い謝意をこめて、「福護摩祭りができるまで」の一端をご紹介させていただきます。
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1月初中旬、山の神におことわりをし、寺有林に入り、護摩の薪とヒノキの葉をお分けいただく。
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境内の砂利をどけて、基礎となる部分に、真砂土を敷き固めます。その上に、山伏らが、清められた薪とヒノキの葉で護摩壇を建立します。
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檀家さんにご出仕いただき、境内テントの設営、五色・紅白・玄関の幕張り、のぼり旗立て、案内看板の設置、護摩木の判押し、福引景品の準備などなど粛々と準備が進められる。
また、本堂では、仏器磨きが行われ、清められた仏器が、ご本尊の前に並べられて行きます。
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御供えや、ぜんざいのお接待のために用いる、もち米(150キロ)をセイロにかけて、餅をつきます。右の写真は、当日のぜんざい接待の風景。
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早朝より、地元檀家をはじめ、檀信徒、大勢のお手伝いさんがご出仕。こうして、護摩木の受付、護摩札やお守りの受付所、ぜんざい接待所は成り立っています。本当に有難いことです。
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上の写真のように、福護摩の火が上がり、火渡り修行が終わるまで、非常に多くの方のお力添えをいただいています。
節分の行事を始めて、もう50年になります。このような形で、今も続けていけることを感謝しております。
現在、招福厄除、家内安全、心願成就の祈願所として、毎年大勢の参拝者で境内があふれ、香煙たえることがありません。 合掌
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